もし、あの時・・・

 もしも、1990年から1995年にかけての、あの歴史的超円高がなければ、日本のデフレ問題はここまで深刻化していなかったのでは。そう思えてならない。

 日本のバブル経済が1990年に崩壊し、誰もが円安が進むと思ったはず。ところが日本は逆に戦後最大の貿易摩擦円高になった。それから20年以上苦しんだ経済・・・

 安倍政権になり最後のデフレ脱却のチャンス。

新聞にも書いてありましたが、安倍首相が掲げる経済政策の柱は金融・財政・成長戦略の三本の矢。次の四本目の矢は円安の持続性が大事。

次期日銀総裁候補の黒田東彦氏は「デフレ脱却に向けて何でもやる」との所信。景気が良くなったとはまだ感じられないが冬の時代はやっと終わり
になりそうな気配です。