日本の経済
2012年度はギリシャの財政危機に端を発したユーロの暴落により
超円高、電力不足、高い法人税、FTA遅れ、労働規制、CO2抑制の
「6重苦」と戦うことになり、経済に深刻な大打撃を与えるとともに
相変わらずの政局争いにうんざりでした。
本日の自民党総裁選挙では公開討論の場、街頭演説の中で
安倍氏は、「思い切った金融緩和をし、みんなに『インフレだ』と思ってもらわなければいけない」と発言するなど、候補者の中で日銀の金融政策に一番踏み込んだ意見を述べていたように思われた。
自民党が政権の座に、もし返り咲いた場合、政治主導で成長率とインフレ目標が明確に意識され、これまで実現しなかった政府と日銀が協調する仕組みが整う可能性があると思います。そうなればデフレ脱却の期待が高まり、円安の流れが強まると思いますが・・・・。
野田氏が良いのか安部氏が良いのか、はたまた第3の党首が良いのか
分かりませんが、今度こそ失った20年からの再興新生日本を期待します。