アイアン・レディー

 三月に公開されるメリル・ストリープ主演の米映画

「アイアン・レディー(原題)」の話題が気になります。

「鉄の女」と呼ばれた英国史上初の女性首相、マーガレット・サッチャー

在任1979〜1990、20世紀の英国で最も長く政権を維持し「小さな

政府」を鉄の意志で実現することで国家財政の再建を果たしたわけだから

今でも英国で絶大な人気があるかと思えば、事実はそうでもないらしい。

彼女が退任を余儀なくされた理由の一つ「人頭税」の導入が国民に不人気

さらには、「小さな政府」実現のために切り捨てられた弱者の不満が濃く

残っているという話が聞こえてきます。

 さて今の日本、野田内閣は・・・消費税は・・・

 
 映画というのは、まさに今、現実に起きている様々な問題、あるいは、

少し未来を予想した世界が描かれていて、わたしたちを魅了するのですが

実在の人物、しかも、今も健在ながら認知症という辛い現実を生きている

彼女が描かれているとなると・・・さまざまな波紋を呼ぶでしょう。