お月見

 夕方、多くの親子連れが東の空を眺めていたので、車を止め空を見上げたら、まん丸の大きな月が。

 空気が澄んでいるのか、とても美しかった。そんな中、以前に聞いたある事を思い出し調べてみました。
 
 お月見の珍しい風習として、月見団子などの供え物を子どもたちにとらせる「月見どろぼう」があります。これは、「月見団子を盗まれると豊作になる」という伝承によるもので、東海地方にも地域によってはこの風習が残っています。
 十五夜の日、子どもたちは近所の家をまわり、物陰から供え物をとってそのスリルを楽しみましたが、この日だけは公認の盗みなのでした。
 地方によっては盗ませる代わりに、供え物を手渡ししたり、子どもたちにお菓子を配ることもあったようです。

「世知辛い世の中」と言われますが、このような風習は残していきたいですね。

 日進市近辺では現在も行われている地域があるそうです。