自由という名の不自由

 インターネットは実に便利で、小さな画面とキーボード、あるいは携帯

電話がありさえすれば世界中とつながることが出来る。実際の顔や声を見

せずにつぶやいたり情報交換をしたり。確かに早くて便利で楽しいことも

ある。でもそれらの行為は、ひとたび画面にUPされれば、もう修正され

ない事実(たとえ嘘でも)となってさらされる。

 インターネット上につぶやきであろうがブログであろうが、書き込みを

することは、公道で大声で自分の意見を叫んでいるのと同じこと。だから

人や、物を誹謗中傷しない。

 こんな当たり前のことがなされていない現実が悲しい。

インターネットを自由に操ることは楽しい、しかしそこには人の倫理観と

いう不自由がある。